外資系企業に転職したいという人は多いと思いますが、出来るだけ効率的に転職活動をして、良い会社に入りたいというのは誰しもが考える目的だと思います。
自分は現在5社目で、新卒は日系企業でしたが、それ以降の4社は外資系企業で4回外資系企業への転職を経験してきました。
参考:これまでの転職活動
主に活用した転職エージェント | 主に活用した転職サイト | |
1回目の転職活動(350万⇒500万) | リクルートエージェント | CareerCross、Daijob、リクナビNEXT |
2回目の転職活動(750万⇒850万) | Computer Futures、リクルートエージェント、アクシスコンサルティング、コンコードエグゼクティブグループ、JAC Recruitment、エンワールド・ジャパン | リクナビNEXT、ビズリーチ、Linkedin |
3回目の転職活動**(850万⇒1,050万) | なし | なし |
4回目の転職活動(1,200万⇒1,050万***) | エンワールド・ジャパン | ビズリーチ、Linkedin |
5回目の転職活動(1,050万⇒1,200万) | パソナ、JACリクルートメント、リクルートキャリア | ビズリーチ、Linkedin、Openwork、LinkedIn |
*青の太字は最終的に内定を頂いた会社です。
**3回目の転職は知人からの紹介で転職しました
***4回目の転職で年収が下がったのは、業界の変更と、ポテンシャル採用ですぐに前職と同レベルの給与見込みがあったため下がってもOKとしました
ご縁のある会社と出会い、たった2週間で内定まで進んだこともあります。
転職活動をする方法としては、転職エージェントと転職サイトを活用するのが鉄則です。
ただ、転職サイトに登録しようとしても、「色々なサイトが出てきて何に登録すればいいのか分からない?」という方も多いと思います。(転職エージェントについては別の記事で詳しく解説します)
この記事では、外資系企業への転職を4回繰り返した自分が経験した中で、本当におすすめしたい外資系企業への転職におすすめする転職サイトについて解説していきます。
色々なサイトを見ると転職サイトと転職エージェントがごっちゃになっているようなサイトもありますが、本ブログではきっちりと転職サイトにフォーカスをする形で紹介しています。
それでは詳しく説明していきます。
こんな方におすすめ
- 外資系企業への転職で年収アップしたい!
- 外資系企業に転職するのにおすすめの転職サイトが知りたい
- 転職サイトの活用方法がしりたい
目次
転職サイトとは
まず、最初に転職サイトの仕組みについて紹介します。
転職エージェントも転職サイトも非常に似ているのですが、会社と転職者の間にあるのが人になるのかウェブサイトになるかの違いになってきます。
転職エージェント
募集する企業と転職者の間に転職エージェント(人)が入って双方をサポートする
転職エージェントを活用した外資系への転職については、こちらを合わせてお読みください。
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転職サイト
募集する企業と転職者の間にウェブサイトがあり、ウェブサイトを中心にすべてのやり取りを行います。
エージェントを介すと採用にかかるコストが高くなるので、最近は企業側の人事も転職サイトの登録情報をチェックされているようで、自分も数社から転職サイト経由でコンタクトがありました。
さらにビズリーチやLinkedinというようなサービスは転職サイトに転職エージェントも登録しており、さらに下記のような仕組みになっています。
なので、ある程度大きな転職エージェントはビズリーチやLinkedinにいらっしゃるので、自分から登録しなくても転職活動を進めることが出来る仕組みになっています。
ポイント
●まだ若い方やスキルが足りない方
転職サイトに登録してもエージェントから声がかかることが少ないと思います。そのため、自ら転職エージェントに登録するなどして積極的な活動が必要になってきます。
こちらで紹介しているような転職エージェントに自ら登録されてみてください。きっと企業の選択肢がぐっと広がります。
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●すでに経験が豊富な方やスキルがある方
あえて転職エージェントに自ら活動する必要はなく、ビズリーチやLinkedinに登録しておけば転職エージェントや企業からスカウトが来ると思います。
転職サイトに登録して所属先の会社にばれるのでは?という心配をされる方もいるかもしれませんが、会社のブロック機能があるので所属先にばれることはありません!
転職サイトのメリットとデメリット
ここからは、転職サイトのメリットとデメリットについて解説をしていきます。
転職サイトのメリット
メリット1:色々な求人を見ることができる
転職サイトに登録をすると、自分で応募するのがメインになるので、色々な求人情報を見ることができます。
転職エージェントに登録をすると、キャリアコンサルタントからの紹介ベースになり、フィルタがかかってくるので、裏にどういった求人が出ているのか分かりません。
転職サイトに登録すると全ての求人にアクセスすることが出来ます。
メリット2:自分の応募したいところに応募できる
メリット1とも少し重なってくるのですが、転職エージェントを活用すると、キャリアコンサルタントからの紹介が基本になるので、紹介された求人にしか応募できません。
転職サイトを活用すると全ての求人情報にアクセスすることができるので、自分の応募したいところに応募することができます。
メリット3:転職エージェントから案件紹介がくる
転職サイトによっては、企業の人事や転職エージェントからコンタクトがあります。
大手の転職エージェントや、企業と強いコネクションを持っている転職エージェント、さらには企業の人事から連絡があり、応募することが出来ます。
下記はビズリーチに登録した際に、エージェントなどからコンタクトが来た画面です。
様々な会社からオファーが来ているのが分かるかと思います。
メリット4:企業の人事から直接オファーがくる
これはキャリアに自信のある方にとっては、とても強いメリットです。
最近はSalesforceやAmazonのような大手外資系企業において、企業の方が採用コスト削減のために、人事担当が転職サイトを活用しています。
人事が気になる求職者を見つけたら、人事から求職者に直接コンタクトすることがあります。
ちなみに、上記の2社は実際に自分が経験した例です。
このプロセスを通った場合、ほぼ書類選考は通過という考えでいいでしょう!
実際、人事とはカジュアル面談のような感じで、面接という雰囲気もあまり感じず1次面接に進みました。
転職サイトのデメリット
一方でデメリットもあるのも事実なので、2点ほど紹介します。
デメリット1:最初の登録作業が面倒
最初に自分のスキルなどの個人情報を登録していきます。
ただ、この登録が非常に多岐にわたり、職務経歴や保有スキルなど、細かく自分で書いていく必要があります。
転職サイト経由で応募する際に、登録情報が書類選考に当たるようなものになってくるので、正確に書いていく必要がありますので、手は抜けません。
ただし、この作業は1番最初に行う作業になります。
複数の転職サイトに登録する場合、入力する内容はほぼ同じなのでコピペが可能です。
最初だけの苦労と言えます。
もし職務経歴書などのフォーマットが分からない場合、こちらに詳しく紹介していますので、ご覧になってみてください。
デメリット2:すべて自分自身で行う
転職エージェントを活用する場合、キャリアコンサルタントが面接のアドバイスや、職務経歴書のサポートなど、様々なサービスがあります。
一方で転職サイトをメインにして活動を行う場合は、すべて自分自身で行うのが基本になります。
職務経歴書の書き方など、参考となる本を買ったりネットで調べるなどして行う必要があります。
面接での想定質問も分からないので、面接への準備も自分で考えながら行う必要があります。
ポイント
ただしビズリーチやLinkedinのような転職サイトで転職エージェントと繋がった場合、面接対策など転職エージェントがサポートしてくれますので、しっかりと対策を行うことが出来ます。
以上のようにメリットとデメリットを紹介しましたが、最初の登録に関するハードルさえ乗り切ってしまえばあとはスカウトを待つか、自分で求人を探して応募することになるだけです。
ぜひこれから紹介するサイトに登録してみてください!
【転職サイトの活用をおすすめする理由】
- 非公開求人を活用して色々な募集求人を見ることができる
- 募集があればどの企業にも応募が可能
- 転職エージェントとも直接繋がることもできる
- 場合によっては企業の人事から直接コンタクトがあり、いきなり面接に進むことが出来る
外資系企業への転職におすすめの転職サイト
外資系への転職におススメの転職サイトを3つと、転職サイトとは少し異なりますが転職SNSのLinkedinを紹介します。
企業側は様々な転職サイトに求人を出すので、ある程度重なってくるところはありますが、転職サイトにしかない求人というのも必ずあります。
本気で外資系企業に転職をしたいのであれば、たった3つしかないので、下記の3つの転職サイトには登録しておくことをおすすめします。
どうしても時間がない方は、ビズリーチであれば網羅性が高いのでビズリーチに登録することをおすすめします。
ビズリーチ
【公式サイト】ビズリーチ
公開求人数 | 109,000件以上 |
非公開求人数 | 23,000件以上 |
*内資を含む
♪ビズリーチのCMでおなじみのビズリーチです。
数年前までお世話になっていなかったのですが、同僚の多くがビズリーチをかなり使っており、転職の成功事例も数多く耳にしており、最近の転職活動ではお世話になりました。
ビズリーチの特徴として、企業と直接やり取りをする場合と、ヘッドハンターのサポートを受ける場合の2パターンがあるので、転職サイトと転職エージェントの良いところを持っている面があります。
大手外資系転職エージェントのキャリアコンサルタントからビズリーチ経由でコンタクトがあり、案件を紹介してもらいました。
また企業から直接コンタクトがあり、ビズリーチ上に登録している内容でいきなり人事との1次面接に通過したケースもありました。
自分も外資系で働いていますが、転職活動に成功した同僚からも「とりあえずビズリーチには登録しておけばいい」というコメントも聞いています。
実際に自分も転職活動をするときに登録をして使いましたが、非常に優良求人が多いので、転職活動をされたい方は登録をおすすめします!!
外資転職.com
【公式サイト】外資転職.com
転職エージェントの記事で紹介した、JACリクルートメントの転職サイトになります。
JACリクルートメントの取引実績3,000社を超える外資系企業から依頼されている求人情報のほか、転職活動の方法について紹介をしています。
JACリークルートメントの詳細はこちら
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参考外資系企業の転職におすすめの転職エージェント5選
外資系企業に転職したいという人は多いと思いますが、出来るだけ効率的に転職活動をしたいというのは誰しもが考える目的だと思います。 自分は現在5社目で、新卒は日系 ...
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リクナビNEXT
【公式サイト】リクナビNEXT
株式会社リクルートキャリアが運営する社会人のための転職サイトです。
外資系に特化しているという転職サイトではないのですが、大手外資系企業であれば一通り網羅されています。
なんといってもリクルートといえば「リクルートエージェント」を一度耳にされたこともあると思いますが、リクルートグループの一つです。
転職エージェントとしてのリクルートエージェントと、転職サイトのリクナビNEXTと、それぞれに役割が分かれています。
そのため、リクナビNEXTの特徴としては圧倒的な転職者の身になった様々機能を使うことが出来る点です
【リクナビNEXTの特徴】
- 条件登録で新着求人がメールで届く
- 気になる企業を一括管理できる
- リクナビNEXTだけの限定求人が85%
- 独自AI が分析し、巨大なデータベースの中から最適な求人を選び抜いてオススメ
CareerCross(キャリアクロス)
【公式サイト】https://www.careercross.com/
Careercross(キャリアクロス)はバイリンガル・グローバル企業専門の転職求人ウェブサイトです。
リクナビNEXTやDodaという名前を聞いたこともある人もいると思いますが、リクナビNEXTやDodaのような転職サイトの外資系に特化した転職サイトです。
そのため、公開されている求人も外資系企業がメインになります。
例外的なところもありますが、転職エージェントも登録しているのが特徴でもあります。
おすすめ転職エージェントの所で紹介したような、Computer Futuresのような転職エージェントともCareercrossが縁で、キャリアコンサルタントからコンタクトがあり、自分にとって満足の行く転職活動を行うことができました。
Daijob
【公式サイト】https://www.daijob.com/
日本初の"バイリンガル専門転職サイト"として1998年に設立された転職サイトで累計54万人以上の登録者に利用されており、約12,000件の求人件数があります。
2017年と少し古いの調査の結果ではありますが、Daijobはグローバルポジション数、バイリンガル人材数、グローバルIT人材数において、いずれもNo.1を獲得した実績があります。(※ESP総研調べ 2017年6月8日時点)
自分ももちろんDaijobにも登録しており、日本で最大級の規模を誇る外資系・グローバル企業転職情報サイトではあるのですが、Daijob経由では内定には至らなかったので3位にランクさせていただいています。
また、Daijobでは外資系での仕事に関する色々なコラムがあるので、それもおすすめです。⇒ https://www.daijob.com/support/
SNSでの転職サイトの評判
Twitterより
キャリアクロス、外大出身の友達が転職活動で外資系の会社に行きたいからと登録してみた。
→あまりに求人のレベルが高すぎて応募できる求人がなかったとのこと。
Twitterより
外資系転職の際に利用して良かったサイト。Daijob、キャリアクロス、ビズリーチ。あとLinkedInとIndeedははずせない。直応募がよい。
Twitterより
僕はRGFっていう外資系転職のエージェント経由で職を見つけたけどRGFにたどり着くのにキャリアクロスってサイトを使った
番外編:Linkedin
Linkedinとは転職活動に特化したSNSで、転職サイトとは異なるのですが、転職サイトと似た活用方法になります。
また、外資系への転職をする際には非常に強力なツールになってきますので、紹介します。
参考
【Linkedinサービスのフレームワーク】
自分の経歴や得意分野などを登録すると、転職エージェントのキャリアコンサルタントがコンタクトを繋がりを申請してきます。
Linkedinに登録をしておくと大小さまざまな転職エージェントと繋がることができますし、応募といった機能もあります。
自分もLinkedin経由で1か月に1回ぐらいは転職エージェントのキャリアコンサルタントから繋がりの申請があり、魅力的な求人を紹介して頂けております。
Linkedinの詳細
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Linkedinの仕組みを徹底解説。外資系への転職に必須ツール。
今回は外資系への転職を考えているであれば絶対に登録をおススメする転職SNSのLinkedinについての解説になります。 自分は現在5社目で、新卒は日系企業でしたが、それ以降 ...
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転職サイトの活用方法
ここからは転職サイトの効果的な活用方法を紹介します。
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1しっかりと情報を登録する
登録作業が面倒という点をデメリットの1つ目に挙げましたが、転職サイトの活用において登録情報がレジュメであり書類審査に活用されるので、書類や登録情報は正確に書く必要があります。
書き方を相談する人がいなければ、最初は転職エージェントを活用してしっかりとした職務経歴書の書き方を指導してもらうことから始めましょう。
この職務経歴書さえ整えてしまえば、転職における書類をどのように書けばいいのか分かってきますし、職務経歴書はアップする必要があるので、そこに使えます。
step
2求人情報を見極める
情報を登録したら、次は求人情報を検索します。
しっかりと求人を見極めながら応募しましょう。1度応募すると1年程度は再応募ができません!
状況によっては、転職エージェントに「●●社さんで▲▲のような求人ありませんか?」と聞いてみるのも一つです。
転職エージェントは求人の背景を知っている可能性もあるので、フィードバックが貰えるかもしれません。
もちろんその流れで転職エージェントが信頼出来るのであれば、そのまま転職エージェント経由で応募しても構いません。
ポイント
転職エージェントには様々な人が登録しています。可能性の高い人に求人を紹介するので自分に回ってこない可能性も十分にあります。
積極的に気になる求人があったらうまく活用しましょう。
step
3登録情報を定期的にアップデート
転職サイトに登録していると、企業側から逆アプローチが来ることもあります。
自分も過去に企業側からアプローチがあり、その会社にご縁があり入社しました。
自分で求人情報を探しつつ、登録情報を定期的にアップデートして企業側からのコンタクトを待ちましょう。
外資系企業への転職に強いおすすめの転職サイト5選
外資系企業への転職する際に、とてもおすすめできる転職サイトについて紹介をしてきました。
企業側からすると様々な媒体を活用して求人をしていきますので、転職サイトや転職エージェントなど様々なところに求人案内が出ます。
外資系への転職に成功するためには、一つの方法にこだわらずに転職エージェントと転職サイトを併用して行うことが効率的です。
転職に悩まれている方は、こちらで紹介した転職サイトに少なくとも一つは登録をされてみるのをおすすめします。
もし悩まれているのであれば、ビズリーチにでも登録をしてみて一回見てみるのもいいかもしれません。
外資系への転職に成功したい方は、過去の記事で包括的にまとめています。
お時間があればご覧になってください。
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【2022年版】外資系企業への転職に成功する方法
成果主義やワークライフバランスが出来るというイメージで外資系企業に転職したいという人は多いと思います。 外資系企業に転職したいという人は多いと思いますが、出来るだけ効率的に転職活動をしたいというのは誰 ...
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外資系企業の転職におすすめの転職エージェント5選
外資系企業に転職したいという人は多いと思いますが、出来るだけ効率的に転職活動をしたいというのは誰しもが考える目的だと思います。 自分は現在5社目で、新卒は日系 ...
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