今回は外資系における退職について書いていこうと思います。
外資系というと"転職"という印象が強いと思います。
自分も今の会社が4社目で、またどこかのタイミングで転職しようとしています。
ただ、それは一方で、会社に残される人たちがいるということを意味します。
辞めるほうは簡単に辞めていきますが、残されたほうは大変。。自分が今その状況にいます。
そんな外資系の社会で生き残る方法を書いていこうと思います。
目次
自分の経験
まずは自分の経験から色々お話していこうと思います。
1社目が新卒で、2社目から外資系に入ったのですが、ここが強烈でした。
というのも自分が入った目的が、今いる使えない人を退職させるため。100名程度しかいない、小さい外資系の会社だったので、あまり日本の労務も弱いので、仕事ができないとクビにするということもありました。
小さい会社でなくても、外資系の場合、「●●が仕事できないから退職させる/退職まではできないけど、他のチームに異動させる」というのはよく聞きます。
ちょっと話がそれましたが、上記の通り自分が入社したのは、すでにいる人を辞めさせる目的です。
入って2週間もしないうちに、引継ぎが始まります。。その時に相手から言われた一言。
新しい会社に入って頑張ろうというところで、厳しい一言でした。。
案の定大した引継ぎは行われず、自分で知っている人を捕まえて確認をしていく日々を過ごしました。
こういった経験を通じて学んだことは、引継ぎはある意味で適当に終わる。自分でどうにかしないといけない。
次が決まって辞める人なんて、次が決まっているので、退職することが分かってから最終出社まで1か月あることなんてほとんどないわけです。
いかに細かいところを捨てて、大事な本質のポイントを掴んで引継ぎをするか
これがとても大切になってくるわけです。
引継ぎのコツ
引継ぎのコツについて、簡単にまとめますが、この3点でなんとかします。
step
1まずはタスクリストをまとめてもらう
まずはこれですね。作業一覧がないと引継ぎができません。タスクリストを早急に作ってもらいます。
そのあと自分の理解している部分とタスクリストに相違がないかを確認しながら引継ぎを進めていきます。
その際にも、タスクについて誰が今のボールをもっているのか?など関係者も一緒に確認をしておくことが重要です。(これがStep3に繋がってきます)
step
2とりあえず作業ファイルをどこかの共通フォルダに格納してもらう
作業につかっていたファイルは文字通り、その人の仕事です。
これがあれば、なんとか後からパソコンの検索機能で探すことが可能です。
出来れば、Step1のタスクリストと共に、このファイル構成が一致すると非常に助かってくると思います。
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3関係者へのダブルチェックをする
退職するのは結局人間関係だったりして、本人は何らかの形でネガティブな感情を持っていることが多いです。
そのため100%引継ぎをしっかりしない可能性があります。(自分が2社目で言われたような状態です。。)
そのため、できれば関係者にダブルチェックして、本当にボールは誰にあるのか?最新のファイルは何か?タスクの状況は?など確認しておきます。
この3ステップを押さえておくだけでなんとかなることが多いです。
というのも外資系の場合、やはり10年を超えるような状況で辞めることはあまりなく、数年で退職していくことが多いので、作業ファイルもそんなに多くなく引き継ぐことができる可能性が高いです。
まとめ
退職した人の引継ぎで残念ながらFTEが-1になった状況のため、あわただしく過ごしています。
ただ、なんとなく辞めることは予想していたこともあり、ある程度その人の仕事を出来るだけ減らして、自分の方でできる限りタスクを巻き取っていました。
また自分の場合、究極の方法としてその人がやっていたタスクを辞めたことを口実にゼロベースで考えようともしています。
不要な作業かもしれないですし、プロセスだったりやり方を改善できるチャンスでもあります。
とはいっても、退職は寂しいものです。。