2019年6月23日の試験でTOEIC:890点を取得しました。
また、自分はこれまで様々な業種である4つ外資系に10年以上勤務しており、働いた会社の中には、日本人同士でも英語でやるような外資系企業も含まれておりました。
このように書くと子供のころ外国に住んでいたとか、留学していたととか思われるのですが、留学経験はありません。
あえて挙げるとすれば、途中で通った日本の大学院では多くの授業が英語で行われていたり、留学生と英語でやり取りしていたこともありますが、海外に住んだことは一度もありません。
そんな自分が、25歳の時にS・Vから英語の勉強を始め、当時はTOEIC400点。
そこから紆余曲折がありながらTOEIC890点で外資系企業で勤めることができるようになったのか、そのノウハウを共有できればと思います。
結論から申し上げると、自分が行ってきた方法はこの4つです。
- 英会話学校への通学(現在はオンライン英会話で代替可能)
- 英字新聞の購読
- 基本的な英単語を把握
- Podcastなどのラジオを聞いてリスニング力の向上
TOEICで高得点を狙いつつ、実践のビジネスでも使える英語を身に着けるおススメを紹介していきます。
目次
英語力がアップした英語学習
英会話学校・オンライン英会話に通ってアウトプットを高める
英語学校の大きなメリットはリスニングとスピーキングの2つを効率的に学べることです。
英語学校によってはライティングの添削をしてくれたりするところもありますが、講師の先生と直接話をしていくことで、リスニングとスピーキング力について大きな向上があります。
人って失敗とか恥ずかしい経験をしながら学んでいくところが大きいですが、
- 講師の先生に「聞き取れなかったので、もう一度話してもらっていいですか?」と聞いて、ゆっくり話してもらったことで話していることが分かる。
- スピーキングについても、とりあえず伝えて伝わらないのを知る⇒先生から正しい言い方を教えてもらう⇒正しい言い方を覚える。
このプロセスを経験することで大きな学習成果が上がってきます。
こういった側面から考えると、英語学校については話す機会が多く失敗のできるチャンスを多く作れる、1対1タイプの英語学校が圧倒的におススメです。
ただ、英語学習方法をおススメする前に、自分が影響をうけた言葉を紹介します。
おススメする英語学校に挙げているNCC総合英語学院のサイトに書かれている言葉の引用ですが、大人になった人たちが生半可な気持ちで英語を勉強しようとしても身に付かないということです。
留学して英語が話せないという人もいると思いますが、この部分に起因していると思います。ぜひ、英語をこれから勉強する方はこの考えを念頭にいれておくといいと思います。
言語教育学上、0~10歳時を「言語形成期」と呼び、「体験的に言語を習得する能力」を多く持ち合わせた時期とされています。一方、10歳時を過ぎると「体験的に言語を習得する能力」は失われていき、逆に「論理的に言語を習得する能力」が上回ります。
つまり、私達が日本語の会話を苦労せず自然に体得できたのは、0~10歳時の「言語形成期」という特殊な時期に日本で生まれ育ったからです。このことを知らず、英語・英会話においても同様に自然体得を重視し、単に海外体験や外国人と接する機会を多く持つことに依存した見様見真似の体験学習を偏重する人がいます。しかし、「言語形成期」を過ぎれば「体験的に言語を習得する能力」は失われており、これでは成果は望めません。
「言語形成期を過ぎた人」は「論理的に言語を習得する能力」を用い、英語を話すための理論を学ばなければならないのです。よって、NCC(東京新宿本校)では語学学習者の大多数を占める「言語形成期を過ぎた人」を対象に「理論演習」を重視しています。
おススメの英会話学校(通学編)
GABA
【公式サイト】上達を実感できる【GABA】
色々なところでCMをやっているのでご存知の方も多いと思います。
マンツーマンに英語を勉強する先駆け的な存在の学校です。
一度通えば、日本全国のGABAに通うことができるので出張が多い方や週末に色々なところに出かけている人にとってはとても便利です。
マンツーマンで緊張することもあると思いますが、テキストがあるので沈黙で困るようなことは皆無です。
仲のいい先生ができたりして、とても楽しく通うことができました。
マレーシアを英語では"マレイジア"と発音するのですが、ちょうどマレーシアに旅行するときに通っており、正確な発音を分かりやすく講師から教えてくれたことは今でも記憶にあります。
自分が働いていた外資系企業の社長の方もGABAに英語レベル維持のために通われており、そのことを聞いたときにレベルの高いことを実感しました。
ここだけの話ですが、自分の友人がここで講師をやっていました。評価がかなり厳しいということを話していたのですが、それだけ講師レベルが高いことが言えます。
NCC総合英語学院
【公式サイト】https://www.ncc-g.com/
この英語学校に半年間ほど通っていましたが、ここで学んだ英語学習の経験が今の自分の英語の土台になっているといっても過言ではありません。
ホームページを見るとかなり怪しい雰囲気のするサイトですが、かなり厳しい英語学校です。
本気で英語を勉強するとはこういうことだと身をもって実感しました。授業は1.5時間が基本ですが、延長して3時間になることは普通です。終電に近いという理由で帰る人もいるような状況です。
先生の英語を教えることに対する情熱はすざまじく、欠席したレッスンは動画やテープで何回も補修できたり、英文の添削やフォローアップなどのようなサポートも充実していました。
唯一の欠点は学校が東京の新宿にしかないところですね。。
おすすめのオンライン英会話
自分がオンラインスクールに通い始めたのはTOEICが730点を超えているときで、外資系企業に勤めているときでした。
オンライン英会話の一番のメリットはその安さと手軽さになってきます。
オンラインだと「先生の顔が見えないから会話が難しい」という印象がある人も多いと思いますが、最近はネット環境が整っているので先生と顔を見ながら会話するので、顔が見えないという点に関しては不安は全くありません。顔を見せるのに不安という人、自分の顔を表示しない選択にしてももちろん大丈夫です。
自分が通ったことのあるオンライン英会話学校を中心に、英会話倶楽部や同僚の口コミをもとに、厳選したオンライン英会話学校を5つ紹介します。
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参考社会人がオンライン英会話で英語を学ぶメリットとデメリットについて
自分は英語学習をするうえで、通学制の英会話学校に1年以上通い、オンライン英会話にも5年近く通ってきました。 オンライン英会話学校が急成長やCMで目にする機会も多くなり、これから新しくオンライン英会話を ...
続きを見る
Bizmates(ビズメイツ)
【公式サイト】Bizmates
【講師のタイプ】ビジネス経験があるフィリピン人
【金額】360円/25分
【コメント】Bizmates(ビズメイツ)という名前の通り、ビジネス向けに特化したオンライン英会話スクールです。
講師は全員ビジネス経験が豊富なフィリピン人のため価格が低価格に抑えられてます。
ビジネス向けに特化+フィリピン人ということであれば最安値に近い値段になっています。
またここの特徴として、単なるオンライン英会話だけではなく、ビジネススキルも合わせて学ぶことが出来るようなテキストの構成になっています。
ビジネス向けの英語を勉強したいが費用を抑えたいという方にとってはとてもおススメのオンライン英会話学校です。
Bizmates(ビズメイツ)に関してまとめた記事です
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【外資系会社員が受講】Bizmates(ビズメイツ)の評判を徹底解説!
現在日本には50を超えるオンライン英会話があり、どれを受けようかと悩まれる人も多いと思います。 実際自分もTOEIC890点を取って、外資系で仕事をするようになるまでに、色々なオンライン英会話を受けて ...
続きを見る
DMM英会話
【公式サイト】DMM英会話
【講師のタイプ】ネイティブ/ノンネイティブ
【金額】月額制で1日1レッスン(25分)のコースだとスタンダードが6,480円(216円/レッスン)。ネイティブ講師を選択肢に入れると15,800円(526円/レッスン)
【コメント】矢作さんのCMでよくご存じの方も多いかと思います。
125か国の講師の方から学ぶことができるのと、1回216円の業界最安値大きな特徴です。
また、講師の数はなんと6,500人!
実際の世界においては、ネイティブだけでなくノンネイティブの人たちと話すのが普通で、それぞれイントネーションやニュアンスが変わってきます。
そういった環境に対応できるのがDMM英会話の強みです。
講師の評価制度も充実しており、いい講師かどうかがすぐに分かります。
オンライン英会話サービスにおける評価・満足度によるアンケート調査でNo.1になってもいます。
DMM英会話についてまとめた記事はこちら
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【徹底解説】DMM英会話の評判について
日本には現在50社を超えるオンライン英会話があり、どのオンライン英会話スクールを選べばいいのだろう?と悩まれている人も多いと思います。 今回は、オンライン英会話に対する調査でNo,1になった「DMM英 ...
続きを見る
レアジョブ
【公式サイト】レアジョブ英会話
【講師のタイプ】フィリピン人
【金額】ビジネス英語:316円~/25分(毎日受講した場合で、9,800円/月)
【コメント】フィリピン人講師を使ったオンライン英会話学校のさきがけの存在ともいえる学校です。
自分の働いていた外資系会社でも英語レッスンの選択肢に挙げられているような信頼性の高さがあります。
実際、自分の同僚や知り合いもTOEIC対策やビジネス英語習得の目的で何人も通っています
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レアジョブについて解説した記事
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【2021年版】レアジョブの評判について
世の中には50社以上のオンライン英会話があります。 また、DMM英会話、ネイティブキャンプ、レアジョブに関しては、色々な記事やCM等で耳にしている方も多く、悩む方も多いと思います。 今回は2007年に ...
続きを見る
@English
【公式サイト】https://atenglish.com/
【講師のタイプ】ネイティブ講師
【金額】1,650円~1,870円/25~30分
【コメント】ビジネスに特化しているのが大きな特徴で、ビジネス経験のあるネイティブの講師しかいません。
MBAや転職の面接対策のようなレッスンがあるのも特徴です。レッスン後もしっかりと先生のフィードバックを受けることができ、復習も可能です。
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参考【外資系勤務のサラリーマンが厳選!】ビジネス英会話が学べるオンライン英会話5選
ビジネス英会話のスキルアップを図る手段として、「どこでも受けれる」、「値段も安い」という理由でオンライン英会話を選択する人は多いと思います。 世の中には50社を超えるオンライン英会話があ ...
続きを見る
番外編:トーストマスターズの紹介
英語学校ではないのですが、英語がある程度話をできるレベルになった方(具体的にはTOEIC650点~)については、トーストマスターズをおススメします。
トーストマスターズとはアメリカに本部のあり、プレゼンテーションやリーダーシップについて学ぶことのできるNPOになります。
トーストマスターズ日本支部のホームページ⇒http://district76.org/
地域コミュニティなので、全国各地で開催されているのと値段月に1,000円程度と非常に安い点が魅力的です。
英語クラブに通うとミーティング内の言語がすべて英語になってくるので、英語環境に身を置きたい方にとってはとてもおススメです。
英字新聞の購読
2番目が英字新聞の購読です。英字新聞の購読をすることで、生の英語に関する単語力やリーディング力、そして時事ネタを同時に仕入れることができるメリットがあります。
英字新聞についてもレベルがあるので、日本の新聞が発行する英語版が初心者向け。
そしてInternational Herald Tribune(現:International New York Times)やThe Walls Stress Journalのような専門性の高い英字新聞を読むのがおススメです。
ただ、ビジネスに使える英語ということであれば、経済情報が豊富なTHE WALL STREET JOURNALが一番のおススメです。
電子版を購読すると月額2,260円なので、1日当たり100円もしません。
そんな値段で生きた英語とアメリカ発信の経済情報を知ることができるのは非常にお得です。
実際に読むことで、かなりリーディングスキルが上がった実感があります。
英字新聞を読む副次的な効果として、電車や飛行機のような公共の場で読んでいると、できるビジネスパーソンを演じることができるというメリットもあります。
スタバとかで朝読んでいるとカッコよくないですかね(笑)
Wallstreet Journalの公式サイトはコチラ >
単語学習
単語学習については、1冊集中できる本を買うのがおススメかと思います。
そこで得た単語をベースに、英語学校や英字新聞を読む中で知らない単語が出てきたらそれをつぶしていくという方法が自分にとってはベストでした。
その中で一番のおススメはこのDuoです!
こちらのブログを拝借するのですが、実践的な英文があるのがとてもいいんですね。
辞書を開くと分かると思いますが、英単語を調べるといくつかの意味が出てきます。
そういった意味で、英文の中で自然に単語を覚えていくことができるDuoはおススメの本です。
自分はTOEICが450~650点のころに大変お世話になりました。(ここで紹介されている英単語をほぼ覚えるようになった時にはTOEICが650点でした。)
Duoを使った単語を効率的に覚える方法として、このように名刺サイズの単語カードに単語と英文を一緒に書いて、裏に日本語を書くという方法で単語カードを作って勉強していました。
これはTOEICを勉強した時に書いた単語カードですが、この方法は今でも使っています。
いくつかの本を読むと、英英辞書の単語をすべて覚える、とかありますが、自分は記憶力が低いのと単調な暗記は飽きてしまうので、実践の中で単語覚えていくほうがあっていましたのでおすすめします。
Podcast・ラジオの購読
最後にPodcastです。Podcastについては、移動中のスキマ時間の活用としておススメになりますので紹介します。
移動中にサクッと音楽を聴く代わりに、英語系のPodcastを聞くのをおススメします。
特にこちらのマット竹内さんのPodcastはかなり質が高くお勧めです。
最初に最近の時事ネタを3分程度英語で話し、そのあとにマットさんが日本で解説を加えていくという内容ですが、リスニングに加えて単語、時事ネタを知ることができるというとてもおススメのPodcastです。
もちろんPodcastについては、BBCラジオやABCなどアメリカ・イギリスの質の高い生の英語を聞くことができるのでリスニング力向上におススメです。
自分はTOEIC650点のころに、ABCやBBCラジオのPodcastを常に移動中に聞いていました。
・BBC Podcasts:イギリスの英語を知りたい方向け
・ABC Podcasts:アメリカ英語のリスニングを向上したい人向け
・CNN Podcasts:アメリカ英語のリスニングを向上したい人向け
ビジネス英会話が身に付く方法
仕事面で英語ができるというのがきっかけで外資系勤務をするようになり、年収が上がったことは大きなメリットと感じています。
ただ、単に年収が上がっただけでなく、グローバルレベルで仕事をするなかで色々な外国の人たちと仕事をする機会があるのも、大きな経験になっています。
当たり前ですが、旅行に行っても英語圏であればほとんど不自由を感じることはありません。
もちろん非英語圏でもメジャーな場所では英語が通じるので、なんとかなってきます。
そして英語が話せるようになると、言語を覚える型のようなものができるので、今は片言ではありますが日常会話程度の中国語も少し話をすることができるようになっています。
冒頭にも書いたのですが、おそらくこのブログを読んでいるであろう方々は「言語形成期」を越している方々だと思います。
「継続は力なり」と言いますが、英語を話せるようになって仕事で使えるようになるためには、相当な努力が必要であることは念頭に置いておいていただければと思います。
ただそれを乗り越えれば、また違った人生が見えてくることも同時に伝えさせていただきたいと思います。
英語を勉強するような自分で勉強することの重要性についてこちらの記事でまとめています。
お時間のあるときに合わせて読んでいただくとモチベーションがアップするかと思います。
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【年収アップ】リターンは5倍!最高の投資方法は自己投資!
こんにちは、daikonです。 今回は自己投資の重要性について書いていきたいと思います。 投資については、株式投資とか不動産投資、FXなど色々な方法があります。自分も不動産投資に興味があって色々な人に ...
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