転職

転職で年収アップを実現する方法~「業種」「職種」の壁を乗り越える~

こんばんは、daikonです。

転職を通じて年収アップしたいですよね。自分は4回の転職をしてきましたが、このように着実に転職を繰り返す中で年収を向上させてきました。

  • 1社目(上場2部のIT会社のシステムエンジニア):年収300万円
  • 2社目(米系通信会社の営業企画・サポート):500万円
  • 3社目(米系製薬会社の営業企画):750万円
  • 4社目(ヨーロッパ系製薬会社の営業企画):1,100万円
  • 5社目(ヨーロッパ系食品会社の営業企画):1,000万円
  • 6社目(米系会社の営業企画):1,200万円

年収が決まる要素として、どのポジションで仕事をするかの職種と企業が属する業界がとても大事になってきます。

自分の尊敬する転職業界におけるインフルエンサーのmotoさんも「軸ずらし転職」という考えで発信されていますが、業種を変えたり職種を買えるような"軸ずらし転職"について、具体的な方法論を自分の経験から紹介します。

motoさんのブログ

 

転職するときの年収が決まる仕組み

給料が決まる条件としては大きく分けるとこの4つに分けることができ、ざっくりこの順番で決まってくると思います。

 

  • 業種
  • 職種
  • (同一業種・職種における)会社
  • 年齢や役職(経験年数)
  • 前職の年収

 

  • 業種でみる高い給料の例

金融系や商社、製薬会社が給与面で高いところにあります。

 

  • 職種でみる高い給料の例

経営企画のような部分については給料が高いようなイメージがあると思いますが、一般的に、本社系の業務である経営企画やマーケティングなどは高い給料です。
(営業も高い給料をもらえますが、上下の幅が大きいので、のぞきます)

 

単純にみると高い給料をもらえる業種や職種に変更するのが簡単に見えますが、難しいのが現状です。

同じ業種内や職種内というのは、求められるスキルや経験が似通ってくるので、比較的簡単に転職ができますが、大幅な給与アップは期待できません。。

一方で、業種や職種を代えて給与アップを狙う転職については、会社は転職者には即戦力を求めているので、基本的にこの2つの壁を乗り越えることは難しいです。

転職エージェントは会社に入社してもらうことで求人先から一定量のインセンティブをもらうビジネスモデルなので、エージェントもリスクを負った転職については嫌がる傾向があります。

 

これを逆手に取るのが、今回の方法です。自分は転職人生の中で、2つの壁を越えてきました。

こちらの記事で紹介したように、自分はこれまで5社経験してます。

  1. 上場2部のIT会社でのSE
  2. 米系通信会社での営業サポート
  3. 米系製薬会社での営業企画
  4. ヨーロッパ系製薬会社での営業企画
  5. ヨーロッパ系会社での営業企画
daikonについて

はじめまして、daikonと申します。 現在38歳で某ヨーロッパ系の外資系会社で働いており、現在の年収は福利厚生などの手当ても含めて約1,200万円です。(2020年7月時点) 年収1,000万円は桁 ...

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実際の年収の変化はこのグラフのようになるのですが、1社目から2社目に転職した2009年に現在の年収を超すことに成功しました。

直前に大学院に行っていたのでゼロだった時期がありますが、SE(システムエンジニア)から営業企画・サポートへと職種を変更しました。(職種の壁を超える)

続いて、2017年にIT業界から製薬に転職した時に、年収が増えました。(業界の壁を超える)

 

今回の記事ではどのように自分が業種と職種の壁を乗り越えることに成功してきたのか、について紹介します。

 

  1. 職種の壁を乗り越える方法
  2. 業種の壁を乗り越える方法

結論から申し上げると、このようになります。

どうやって職種の壁を乗り越えたか?

学校に通ったりオンラインスクールで勉強するなどして、他職種において必要となるスキルを磨く。

 

どうやって業種の壁を乗り越えたか?

業種間におけるスキルの共通項を見つけ出し、エージェントに当たる。

特に小規模など、求人先と密な関係を持っているエージェント。

 

それでは、順を追って説明していきます

 

職種の壁を乗り越える方法(自らの学習)

自分は、1社目と2社目に間に大学院に通ったため、3年間のブランクがあります。

1年目は大学院入るための受験勉強、2~3年目は学生生活です。

このようなキャリアを過ごすことで、将来のなりたい職種に必要となるスキルを学ぶことで、「職種の壁」を乗り越えます。

自分は職種に穴があくリスクを取って大学院に進学をしましたが、現在はYoutubeやUdemy等のオンラインコースがあります。それぞれのメリットについて紹介をしていきます

 

大学院のような学校に通う

一番リスクがある一方で、大きなメリットを得るのが学校に直接通う方法です。ハイリスクハイリターンであるとも言えます。

自分は退職してから、このような期間で次の職が決まるまで過ごし、3年間のブランクが空きました。

  • 1年目:最初の半年間は貯めた貯金を活用して学校に通い、受験勉強。後半の半年は派遣業務やインターンをして過ごしました。
  • 2年目~3年目:大学院にて学生生活

リーマンショックの後に就職活動だったので、次の就職が決まるまでかなりドキドキする期間はありましたが、ここから年収アップがスタートしました。

この方法が通るのは若い時期にだけになりますが、非常に有効です。

MBA取得というのもこの方法になってきます。

金額面で不安もあると思います。

自分は国立の大学院に通いましたが、国立だと年間の授業料が10万円程度の奨学金もあるので、何とかなりました。

最近は、オンラインでMBAを取得できるような大学院もあるので、選択肢の幅は非常に広くなったとも言えます。

 

注意ポイント

一つ注意があります。第二新卒が通じるのは25歳前後になってきます。

自分は社会人3年+無職3年で、就職活動したのが29歳だったので、第二新卒には引っかかりませんでした。

 

オンラインコースを活用

実際に、自分はオンラインコースを活用して給与アップに成功しました。もちろんYoutubeなども簡単に、そして無料で勉強することができるのでおススメではあるのですが、モチベーション維持がとても難しいです。

自分は、定期的にUdemyというオンラインコースを受講して勉強しています。

実際にTableauやAlteryxといったツールについてはUdemyで勉強したことが仕事に役立ち、給与アップに成功をしました。

 

例えばUdemyにはBookmarkのような機能があり、簡単なメモ書きを行うことができます。そういったところで、後から見返すこともとても簡単な仕組みになっています。

定期的に値下げもやっているので、1,000円程度で1講座を買うことができます。

自分も今、Deep Learningを勉強しています。興味ある方はこちらのURLからどのような講座があるのか確認できますので、観てみてください。

Udemyのリンク ⇒ Udemy

 

こういったものにお金をかけるのが自己投資になるのですが、自己投資は自分の頑張りしだいでリターンが帰ってくるので一番確実な"投資方法"だと思っています。

自己投資の重要性についてもまとめているので、お時間のある方はこちらの記事も読んでみてください。

【年収アップ】リターンは5倍!最高の投資方法は自己投資!

こんにちは、daikonです。 今回は自己投資の重要性について書いていきたいと思います。 投資については、株式投資とか不動産投資、FXなど色々な方法があります。自分も不動産投資に興味があって色々な人に ...

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業種の壁を超える(転職エージェントの活用)

これからこの点については、色々と書いていきますが、転職エージェントについては分かりやすく言うと、2タイプあります。

 

タイプ1.企業と接している人と窓口になる人が異なる

例:DODA、リクルートエージェントのような大手エージェント

ココがおすすめ

特徴は規模間や全国的な知名度から来る、求人の広さとノウハウの豊富さ。

初めての人でも安心して相談に乗ってもらえます。実際、自分も初めての転職活動の時は大変お世話になりました。

 

タイプ2.企業と接している人と窓口が同じ

(例:JACリクルートメント、エンワールドジャパンのような外資系に特化したエージェントや、Linkedinやキャリアクロス、Daijobなどで募集している小規模なエージェント

ココがおすすめ

企業と直接やりとりしているため、ピンポイントで企業がどういう人材を求めているのかを熟知しています。

 

両方とも色々とお世話になり一概には言えないですが、最終的には相性になってきます。

 

業種は異なるけど職種に求められるスキルについては、共通する部分も多いです。

こういったスキルのことをポータブルスキルといいます。(持ち運びのできるスキル)

職種レベルで見ると、業種が違っても求められるスキルは似てくるところも多いです。

また、Excelやパワーポイントのようなスキル、プレゼンテーションやプロジェクトマネジメントというような仕事においてコアになるスキルはポータブルスキルになってきます。

 

おすすめは、ポータブルスキルを高め、タイプ2の転職エージェントに登録し、ピンポイントに自分のスキルとマッチする求人を探してもらい、業種の壁を乗り越えることを目指します。

 

自分の場合、チームメンバーの突然の退職により一刻も早く新しい人を求めている会社と出会い、通信系⇒製薬系へと業種を超えて転職し、大幅な給与もアップをすることに成功しました。

 

お互いのエージェントのタイプで一長一短がありますが、それぞれの特徴を活かしながら転職エージェントと付き合っていきましょう!

登録や面談は無料になるので、色々なエージェントと会ってキャリアの方向性について話をしてみてください。

 

転職で年収をアップするまとめ

給与については会社のビジネスモデルもあり、業種や職種で大きな給与レンジの開きがあります。

業種を変えて年収が下がったこともあります。それだけ業種と給料には密接な関係があります。

 

これまでの転職活動の経験から、転職の方法と年収アップについては下記のようなモデルが当てはまります。

同業種・同職種での転職 年収アップ:小 ※会社の規模により年収はもちろんアップします
平均年収が高い業種への転職 年収アップ:大
平均年収が高い職種への転職 年収アップ:大 ※一般職から管理職のようなパターンも含まれます

 

またそれぞれのパターンに応じてどのような転職戦略を立てるのかはこのようになってきます。

同業種・同職種での転職 これまでの実績をアピール(横滑りなのでこれまでの経験が活かせる)
平均年収が高い業種への転職 これまでの実績+ポータブルスキルをアピール(例:経営戦略や営業戦略のような戦略立案力、営業職であればどの業界でも通じるような交渉力など)
平均年収が高い職種への転職 これまでの実績+ポータブルスキル+該当の食酢で持っている専門性

 

 

特に、職種を変えるような転職については、かなりリスクが伴いますので、専門性の取得が非常に大事になってきます。

会社内に公募を利用して職種を変える方法があれば、いったんその制度を活用する方法もあるのですが、会社への恩もあるのですぐに転職するのは難しいといえます。

そんな中で、大学院に進学や自分で勉強できるUdemyのようなオンラインスクールを紹介してきました。

 

転職活動をする結果として、年収アップというのは一つの条件になってくると思います。

そんな皆様にとって参考になったら幸いです。

 

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