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キャリア坂

年収アップのために絶対に必要な思考①

こんにちは、daikonです。

 

今回は年収アップに絶対に必要な思考について書いていきたいと思います。

これまで、SE、プロジェクトマネジメント、営業サポート、営業企画などなど色々な職種で仕事をしてきました。

業界もIT業界(3年)、通信業界(5年)、製薬業界(4年)でも働いてきて、渡り歩いてきた会社も4社になります。

このような社会人経験で専門スキル以外に持つべきと思った考え方がマーケティングです。

ずっとマーケティング業務に就きたいと思いながら色々な本を読んでかじってきましたが、振り返るとマーケティング思考を持っていたことが自分の年収アップにつながってきたと思います。

マーケティング思考が役に立つ理由

結論から申し上げると、この2点でマーケティング思考というのが非常に役立ってきます。

  • 自社や転職活動において「自分」という製品のアピールに有効(仕事ができる、会社に必要な存在)マーケティングのポジショニング思考
  • 顧客志向を考えるきっかけになる⇒マーケティング戦略そのもの

 

自社や転職活動において「自分」という製品のアピールに必要(仕事ができる、会社に必要な存在)

自社や転職活動において自分という製品が会社にとって必要とされる存在にならないと、年収のアップであり、採用の成功には至りません。

マーケティング戦略の一つにS(セグメンテーション)、T(ターゲッティング)、P(ポジショニング)の考えがあります。この思考が非常に役立ちます。分かりやすく説明するとこんな感じです。

  • 自社内・転職先において何が足りていないのか?(セグメンテーション)
  • その業務を担当している人は誰か?そしてその人の強みや弱みは?(ターゲティング)
  • 自分の強みをどうやって活かすか?(ポジショニング)

 

このようにして、自分の強みを生かすことで、得意なスキルを使って仕事ができる一方で、相手からは感謝されるというWin-Winの関係を築くきっかけになります。

 

顧客志向を考えるきっかけになる

年収や転職を最終的に決めるのは自分でしょうか?

違いますよね。決めるのは相手です。

仕事においても、かならず上司や他部署など、自分以外の人たちと仕事をしていきます。そんなとき、自分勝手な仕事をしていると上手くは行きません。

マーケティングの基本思考は、製品をどのようにして顧客にアピールするか?であり、そのために顧客のニーズを様々な方法調査し製品の開発に生かしたり、PR戦略を考えます。

同じことが会社内における自分の仕事においても非常に役立ちます。

  • 上司のやりたいことを理解して資料の準備や仕事をする
  • 他部署のやりたいニーズを把握して仕事を進める

 

マーケティングを勉強するのに役に立った本(5冊)

本職でマーケティングやられている方は別ですが、あくまでマーケティング思考を「かじる」程度でいいので、コトラーの分厚いマーケティング本を紹介する気はまったくありません(笑)

ここで紹介する本はいずれも簡単でなるほど、と思う本になりますので、気軽に読めると思います。

 

1.マーケティング実践講座 須藤実和

 

コンサルタントが書かれた本は色々ありますが、以前にマーケティング業務をやっていた上司が推薦して頂いた本です。

分かりやすく、体系的にマーケティングの仕事全般が分かります。

最後に、サントリーDAKARAのマーケティング戦略を立てるという項目があるので、読み物としても面白いと思います。

 

 

 

2.コトラーの戦略的マーケティング フィリップ・コトラー

マーケティングの大家であるコトラー教授の本の一つです。

上記で書いた、S(セグメンテーション)、T(ターゲッティング)、P(ポジショニング)の考えを作られたことで知られるコトラー教授の本です。

下記の本が非常に有名なのですが、分厚い+値段も高いので、こちらを紹介します。

 

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント

 

3.通勤大学MBA15 ブランディング

通勤大学MBAシリーズについては、色々本もあり持ち運びにも便利なので、おススメではありますが、一方で内容が薄くなってしまうのは仕方のないところ。。

上記の2冊でマーケティングについて体系的に理解できるので、「マーケティング」ではなく「ブランディング」に関する本を紹介します。

 

●●さんはこの点に関してすごいよな!

 

というのがブランディングであり、このような評価を周囲からもらえたら、もう完璧です^^

 

4.キャズム ジェフリー・ムーア

 

キャズム理論とは、イノベーター理論におけるイノベーターとアーリーアダプターを初期市場、アーリーマジョリティーからラガードをメインストリーム市場とし、両者の間には「キャズム」と呼ばれる深い溝(市場に製品やサービスを普及させる際に超えるべき障害)があって、この溝を超えることが市場開拓において重要だとする理論です。

https://www.onemarketing.jp/lab/btob-marketing/chasm_199

出典https://www.onemarketing.jp/lab/btob-marketing/chasm_199

 

何か新しいことをやろうとすると、必ず穴のようなものが存在し、そこを突破しないと拡大しないということです。

上手くいかないときにこの考えを知っておくと、なるほどと思うので、知っておいて損はない考えですし、人のタイプわけにもできます^^

  • Aさんはすぐに使ってくれたり受け入れてくれるから「イノベータータイプ」だな
  • 上司は前例がないとダメだったり慎重に考えるから、「レイトマジョリティータイプ」だな

5.マーケティングとは「組織革命」である 森岡毅

 

USJを復活させたことで有名な森岡毅さんの本です。森岡さんと言えばこちらの本も有名ですが、今回はあえてこの「マーケティングとは「組織革命」である」を紹介します。

「マーケティング・・」と書かれていますが、内容は社内組織の中における立ち回りについて書かれており、他部署との交渉などが発生するような業務に就くおそらく30歳以上向けの本かもしれません。

他部署を巻き込んで何かやるのは非常に大切ですが、その「社内マーケティング」の重要性について書かれており、社会人全般に役に立つことが書かれています。

 

以上になりますが、マーケティングスキルはかじっておいて無駄にならないスキルです。

必ず役に立ちますので、ぜひ読んでみてください。

  • B!